
『十字架のろくにん』は2021年から「マガジンポケット」で連載されている復讐サスペンス漫画です。
本記事では、漫画『十字架のろくにん』の全巻あらすじをネタバレありで徹底解説します。
「十字架のろくにんのストーリーをざっくり知りたい」「どこからが復讐劇なのか知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
「十字架のろくにん」とは?作品の基本情報と見どころ
初版発行日 | 2021年5月7日発売 |
作者 | 作者:中武士竜 |
巻数 | 20巻(コミックス) ※2025年6月現在 |
ジャンル | サスペンス漫画 |
Wikipedia | 「十字架のろくにん」のWikipedia |
十字架のろくにんは中武士竜の作品。
5人のいじめっ子vsいじめられっ子。家族すら玩具にされてしまった一人の青年の「復讐」がテーマ。残りの人生の全てを賭けて復讐に挑む物語です。
主人公の漆間俊は、絶望の淵から這い上がり、加害者たちを「同じ痛み」で裁く道を選択。暴力、欺瞞、精神破壊——どれも手段を選ばず、容赦なく攻め立てる。
ハムラビ法典すら生ぬるい。令和の大復讐劇。「いじめられたら、いじめ返せ」——その言葉の意味を本気で見せつける、衝撃のストーリーが幕を開けます。
【全体まとめ】十字架のろくにんのあらすじを簡単に紹介
12歳になった漆間俊。
今まで平和に学校生活を送ってきた内気な少年でしたが、小学校5年生になった途端に久我大地、右代悠牙、円比呂、千光寺克美、至極京の5人から虐められるように。
5人のいじめは次第にエスカレートして、家族にも魔の手が。家族旅行中の車を狙う至極京は、円比呂に命じて車事故を誘発すると、両親は死亡して、弟は植物状態に。
怒りが頂点に達した漆間俊は、かつて「北山部隊」という殺戮集団に所属していた祖父を頼り、殺人術を教わることに。
惨劇から4年後。
殺人マシーンとなった漆間俊は街に戻ってきた。リーダーの至極京をはじめとした、久我大地、右代悠牙、円比呂、千光寺克美ら5人を地獄に落とすため俊は暗躍を始める。
「十字架のろくにん」のあらすじ
ここからは十字架のろくにんのあらすじを紹介していきます。
多くの死亡キャラクターが出てきますが、死亡したキャラクターと登場人物の一覧は別の記事にまとめているので、気になる方はこちらもチェックして下さい。
1巻のあらすじ

ブロローグ
漆間俊、12歳
彼は小学校5年生になった時、久我大地、右代悠牙、円比呂、千光寺克美、至極京の5人に突然虐められるようになった。
彼らは俊の事を「実験体A」と呼び毎日暴行を行っていました。
いじめっ子のリーダー格である至極京は、俊を虐める理由として「理由なく人を殺す事が出来る人間は凄い」と理不尽な思想でいじめを行っていました。
いじめに耐え切れず両親に打ち明けた俊ですが、京たちのイジメは終わらず。
京は俊の家族をターゲットに。両親が運転している車に比呂を突っ込ませて事故を起こすと、弟の翔に暴行を加えたうえで車に火をつけます。
両親は死亡し、翔も寝たきりの植物状態になってしまいます。
俊は父方の祖父に引き取られることに。俊は祖父が持っている猟銃を使って復讐をしようと目論みますが、祖父に止められます。
祖父の漆間昇はかつて「北山部隊」に所属していた人物。
- 北山部隊とは
- 呉鎮守府 第百特別陸戦隊の略称。
第二次世界大戦中に発足した日本の秘密部隊。
部隊に加入している人間は人の殺し方を徹底的に教わる。
祖父は俊に徹底的に殺人術を叩きこんだうえで、”苦しみを与えて復讐すること”を提案します。
それから4年後。
祖父によって殺人術を叩きこまれた俊は、悪と戦うために不屈の何かに成った。
俊による復讐劇が始まる…
明関高校へ入学する俊
高校生になった俊は明関高校へ入学。明関高校にはいじめっ子だった久我大地、千光寺克美も入学していました。
久我は、相も変わらず俊に対していじめを行ってきます。
正義感の強い東千鶴は、俊へのイジメをやめさせようと動きます。しかし、久我からの被害を恐れた俊は千鶴の関与を強く拒否します。
俊の態度が気になった千鶴は俊を尾行しますが、途中で怪しい男性に拉致されることに。千鶴はレイプされそうになりますが、俊が助けに入ります。
レイプ犯をあっという間に倒した俊は、千鶴に対してこの件を口止めし、家に帰した後にレイプ犯を殺害。祖父から叩きこまれた殺人術と自らのメンタルが仕上がっている事を実感するのでした。
祖父は、復讐を果たそうとする俊に一つの約束事をしていました。
- 祖父と行った約束
- 人は若気の至りという形で間違いを犯す事はある。
本人が改心している場合は見逃す。
改心していない場合は復讐を果たしてよい。
俊は最初のターゲットとして同じ高校の千光寺克美を選びます。
千光寺克美への復讐
千光寺克美と俊は元々友達でした。しかし、克美が至極京などを連れてきたことでイジメが始まりました。
俊は祖父との約束を果たすために、千光寺が改心しているかどうかを確かめる手段を探ろうとしていると、千光寺から俊に対して接触をしてきます。
千光寺は「俊とまた友達になりたい」と申し出て、1日を一緒に過ごします。
翌日も千光寺が近付いてきたため俊は「小学生時代のイジメについてどう思っているのか?」と問います。
千光寺は土下座して俊に謝罪。イジメた事を後悔していると泣きながら懇願します。
俊は「千光寺は改心したのか?」と考えますが、その瞬間に東千鶴が後ろから俊を押さえつけ千光寺が殴り掛ります。
気絶した俊は千鶴と共に山小屋で拘束をされます。
縄抜け出来ないように縛りつけた千光寺は持論を語り、拷問を始めます。
- 千光寺の持論
- 千光寺は心の底から俊を「愛しい人」だと思っていた。
しかし、千光寺の愛情表現は”愛着があればあるほどに苦しむ姿を見たい”という歪んだ愛情。
俊をいたぶって苦しむ姿を見る事をずっと望んでいた。
千鶴にはレイプ未遂時に偶然出くわしたことから、写真を撮影。写真をネタに脅迫して無理矢理協力させた。
山小屋を燃やせるよう発火装置をセットした上に、釘を打ちこむネイルガンを使い、俊の体に釘を打ち込んでいきます。
拷問を受けても顔色一つ変えない俊。
俊は「自らの手で殴れ」と挑発すると千光寺は俊に近付いてきます。その瞬間、俊は自らの関節を外して反撃。
祖父から教わった格闘術で千光寺を気絶させます。
2巻のあらすじ

千光寺克美への復讐
俊は千光寺を拘束し、ピーラーで体中の皮膚を削っていきます。
神経を剥き出しにして痛覚を極限までに高めた後、エアガンで発砲。極限を超えた千光寺はそのまま死亡するのでした。
右代悠牙への復讐
俊は次のターゲットを右代悠牙に定めます。右代は持ち前のモテを利用して、売春斡旋していました。
この現状から改心はしていないと判断します。
行動を起こそうと計画する俊の元に、刑事課巡査部長である安西全一と刑事課巡査長である太田朝子が訪問。
千光寺が行方不明になった事から、俊を疑う姿勢を見せていたものの、祖父の助けもあり深く追及されることは回避します。
一方、至極京はいじめっ子3人を集めていました。急に千光寺と連絡が取れなくなった事についてメンバーと協議。
同じ高校の久我が、”漆間俊との事で思い詰めていた”と話すと至極は「俊によって殺害された」と悟ります。
場面は右代の売春グループへ
ある日、右代の加入している売春斡旋グループに加入しているミキという女性が、千鶴を連れて売春グループへの加入させようとします。
ガラの悪い雰囲気に嫌気が差してアジトを出た千鶴。リーダーである右代の後をつけていくと、行方不明になった桜葉花蓮が監禁されている事に気付きます。
花蓮の監禁に気付かれた右代。千鶴を殺害しようとしますが、デリヘルの呼び出しがかかり、命からがら抜け出します。
千鶴が呼ばれたホテルには俊がいました。俊は”千鶴を助けようと思ったこと”と”右代を殺害しようと思っていること”を伝え、ホテルを出ていきます。
右代は千鶴のカバンに盗聴器を仕掛けており、俊の正体を悟ります。ホテルに残る千鶴に対して雁野という凶暴な男を向かわせます。
雁野に襲われる千鶴の元に、ヘルメットをかぶった俊が助けに入ってきます。
体格差がありまともに戦うと勝てないと悟った俊。抜き手(技名:抜き)で肩の関節を外し、雁野を拘束した後、俊は右代のアジトにいきます。
3巻のあらすじ

右代悠牙への復讐
30人近い護衛に守られる中、俊は裏口やキッチンで爆発を起こし攪乱。一人ずつ仕留めていくと、火災騒ぎで手下がいなくなった右代を襲い拉致します。
花蓮が拉致されている部屋に連れていった俊。
「苦悩の梨」という拷問道具を使って拷問を行います。
- 苦悩の梨
- 中世ヨーロッパで使用された拷問器具。
通常時は棒状になっているが、取っ手を回すと四つ又に開く金属製の拷問器具。
元々は口に押し込み猿ぐつわとして作られていたが、現在は肛門や膣を責める最悪の拷問器具として有名。
俊は右代の肛門を破壊した後、ずっと監禁されいた花蓮を呼びます。
花蓮は小型の苦悩の梨を持って右代の性器を破壊。その後、自らの首に当てて自殺してしまいます。
悲しみの涙を流す右代に対して俊はトドメを刺します。
右代の遺体を山に持ち込んだ俊は、祖父と一緒に死体処理を始めます。
逆さ吊りにして血を抜いて、水酸化ナトリウムを体中に浸した後に火葬。出てきた骨を粉々に砕いて完璧に死体処理を行うのでした。
円比呂への復讐
右代を始末した俊は学校生活に戻り、通常通りの生活を過ごします。
ある日、俊に白川要という女子生徒が話しかけてきます。白川は学園のマドンナ的存在で、俊に好意を持っていました。
学園祭のイベントが近付く時期。実行委員を決める事になりますが、俊と白川要が実行委員に指名されます。
2人はクラスの出し物である劇の主役にも任命されます。劇を通じて中を深めていく要は、俊に”ある事”を告げます。
- 要の告白
- 白川要は以前、至極京らを中心とした5人にいじめを受けていた。
そのいじめを庇ってくれたのが漆間俊。
その瞬間から俊に想いを寄せていた。
要を庇った事で俊がいじめられるようになり、要は虐められなくなった。
学園祭の準備をする様子を見る円比呂。
比呂は俊に脅威を感じており、殺される前に俊を殺そうと計画。演劇を行う前にクラス全員に毒入りのコーヒーを差し入れとして送ります。
4巻のあらすじ

円比呂への復讐
比呂の企みを知った事前に知った要。要は比呂に襲われてレイプされてしまいます。
危機を感じて駆け付けた俊ですが、既にことが終わった後。激怒した俊は、比呂の自宅に果たし状を送りつけます。
この果たし状を受けた比呂は、指定された場所に行き、俊を闇討ちしようとします。
しかし、この目論見は俊によって看破され、比呂は拘束されることに。
俊が持ち出してきたのは「親指締め(サムキン)」という拷問器具。
親指を締めて爪を剥がしとった事で、比呂は激しい苦痛に襲われます。比呂は至極京に対する忠誠心でなんとか耐え凌ぎます。
すると俊は「引き伸ばし台(ラック)」という拷問器具を持ち出してきます。
- 引き伸ばし台(ラック)
- 手足を縛り、腕の上の方に引っ張る事で人間の関節を破壊する器具。
関節を破壊されながらも何とか耐える比呂。
すると至極京が背後から俊を襲い、俊は気絶してしまいます。
安堵し歓喜する比呂ですが、至極京は拷問を続けて全身の骨を折られ、最後は腕と足が千切れてしまいそのまま失血死をしてしまいます。
残るターゲットは残り2人に。
久我大地への復讐
円比呂がやられたことで、久我大地が俊に宣戦布告をしてきます。
- 久我大地のスペック
- 久我は格闘技の練習と称して様々な暴力を行ってきた。
小学生時代から柔道のあらゆる賞を大会で総なめ。
その力と暴力性は周りの者を屈服させられる実力があり、柔道部は既に1年生の久我の天下となっている。
宣戦布告を受けてからすぐに俊の家は放火されます。
放火された事でおじいちゃんは大火傷を負って入院。俊は刑事である太田の家で過ごす事に。
後日、俊は柔道部の黒澤から話を受けます。
- 黒澤の話
- 黒澤は久我の指示によって放火をした。
柔道部は久我の支配下におかれており、数多くの部員への暴行が行われていた。
黒澤の幼馴染である杉崎杏奈を脅された事によって凶行に及んだ。
5巻のあらすじ

久我大地への復讐
俊は杉崎杏奈と接触して素性を探ると、杉崎杏奈は至極京の従弟であることが判明。
さらに調査をしていくと、杏奈と久我は直接交流がある事が分かります。表向きでは仲良くている久我と杏奈ですが、裏では久我による暴力を受けていました。
俊は杏奈を人質にとって久我を呼び出すことに。
久我が呼び出された場所に向かうと、畳の上で柔道着を着ていた俊が待っていました。
柔道を強要されて怒り狂う久我。桁外れの握力で俊の襟を掴むと、畳に投げつけ殴り掛かります。北山部隊での格闘術をマスターした俊は、久我を圧倒して拉致することに成功。
俊は噛みつき力の強いシャコを使って、久我を拷問にかけて瀕死の状態まで追い込みます。しかし、少し目を話した隙に杉崎杏奈が久我を救出。別の小屋へと避難します。
以前から至極京に対して恋愛感情を持っていた久我。外見が久我に似ている杏奈に暴行を加えたうえで強姦。そのまま杏奈は死亡してしまいます。
後から駆け付けた俊も久我に襲われ、拉致されることに。
6巻のあらすじ

久我大地への復讐
俊はボコボコに殴られ瀕死の状態になりますが、至極京・久我大地への怒りと恨みが爆発して、瀕死の状態から反撃。
逆に久我を殴り殺してしまいます。
俊を追って調査していた刑事課の安西全一が駆け付けます。殺害現場を見られてしまった俊は、勢い余って安西も殺害してしまいます。
関係ない人物を殺害してしまった事で心を閉ざしてしまい、より冷酷になった俊。
復讐後、俊に近付いてきた白川要。肉体関係を求められた事で欲望に任せて要を抱くのでした。
革命俱楽部との戦い
久我大地を倒した後、病院へ向かった俊。
「弟の翔が意識不明の重体から目を覚ました」と病院から連絡が入っていました。
俊は喜びますが、病室の隅から至極京が現れます。
7巻のあらすじ

革命俱楽部との戦い
至極と顔を合わせると、俊は過去のトラウマを思い出し体が硬直。意識を取り戻した翔を助けながらも、至極京と対峙する事の不安を感じ始めます。
一方、至極京は自身が運営するコミュニティ「革命俱楽部」の幹部メンバーに俊と対峙するよう指示をします。
幹部メンバーは安堂緑、百木早苗、能義隆、美外留の4人。
そして俱楽部に白川要の双子の兄である白川純が加入。純は『要が心を閉ざしてしまった原因は俊の加害によるもの』だと信じており復讐心を持っていました。
ある日、翔を拉致した至極京は俊を呼び出します。
翔を人質に取られた俊は、革命俱楽部の幹部たちに導かれて強制的に椅子に座らされることに。向かいにある椅子に座ったのは白川純。
至極は2人にじゃんけん勝負をするよう指示。
- じゃんけん勝負のルール
- 漆間俊と白川純は純粋にじゃんけん勝負を行う。
じゃんけんに1回負ける毎に人質の手足を切断していく。
3回負けると人質の命は奪われる。
強制的に勝負に参加させられた俊は納得が出来ずに1回戦は不戦敗。すると翔の右足は切断されてしまいます。
この残虐な非道に耐えられなくなった純は、その後2回の勝負を放棄。陰で拘束されていた白川要の手足が切断され死亡してしまいます。
この状況に発狂する俊と純。
抵抗できずに苦しんでいると拘束されていた祖父が、自身の右足を切断して助けにきます。
8巻のあらすじ

革命俱楽部との戦い
祖父は美外留を脈とりを使って殺害。安堂と戦い始めますが、戦っている途中に翔を殺害しようとします。
翔にチェーンソーが迫った時、祖父は翔を庇って死亡。
その後、翔も至極京の手によって殺害されてしまいます。
絶望が頂点に達した俊は覚醒。能義隆を殺害して至極京に襲い掛かります。安堂によって止められますが、至極の顔にキズをつける事に成功します。
ここで太田朝子ら警察官が駆け付けます。
至極と革命俱楽部の面々は退散しますが、俊は太田の手によって逮捕されることに。
懲役5年を言い渡された俊は、5年間刑務所で服役する事に。
5年後、ジュージカとしての活動
俊が服役してから5年が経過、東千鶴は大学生になっていました。
順調な学生生活を送っていた千鶴ですが、バイト先の友人である愛美より「店長を殺害したい」という相談を受けます。
愛美はバイト先の店長から薬物を投入され、レイプされていました。
同情した千鶴は、DMを送ると願いが叶うと噂されているSNS「十字架さん」に店長殺害の依頼を書き込みます。
十字架さんから指定された場所に行くと、北見高梧という人物が待っていました。そして、店長殺害の依頼が受理されます。
- 十字架さんとは
- SNSアカウントで「ジュージカ」と名乗る少人数の組織。
組織の長である北見高梧は世直しをしたいと考え、あるとき人を殺害した。
死体を川に流して隠ぺいしようと考えていたが、影から現れた漆間俊によって正しい死体隠ぺいの方法を教えられる。
この出会いによって「ジュージカ」を発足して人殺しの依頼を受けている。
9巻のあらすじ

5年後、ジュージカとしての活動
店長は千鶴にも好意を持っており、自宅に押し入りレイプをしようと襲い掛かります。しかし、背後からやってきた漆間俊によって店長は拉致。
密室に連れてこられた店長は、漆間俊の手によって殺害されてしまいます。
千鶴は漆間に会いたい一身で後日北見医院に行きますが、漆間俊は記憶を失っていました。
ジュージカに赤松哲太という依頼人が訪れます。
- 赤松哲太の依頼
- 赤松哲太は祖父と2人で貧しくも幸せに暮らしていた。
ある時から祖父が革命俱楽部によって洗脳され、資産を全て奪われてしまう。
権田という人物が、暴力の限りを尽くして赤松家を支配。哲太は大怪我を負い、祖父は死亡してしまった。
自分達を不幸にした権田を殺害してほしい。
依頼を受けた北見たちは、権田を拉致して拷問を行います。
権田は死に際に「至極京」の名前を叫んだことから、俊は少し記憶を取り戻すことに。後日、東によって元々住んでいた家に連れていかれた時、俊は全ての記憶を取り戻します。
俊は祖父が残した手紙から肩身の刀を手に入れて、再び至極京への復讐を決意します。
10巻のあらすじ

5年後、ジュージカとしての活動
俊は全てを北見高梧に話し、ジュージカの脱退を申し出ます。
北見は俊の目標に加担する事を約束し、至極京・革命俱楽部を相手に戦う事を決めます。
革命島での復讐劇
俊は祖父を殺害した安堂緑を最初のターゲットにします。
安堂の行方が分からなかった事から、俊は川奈美々と一緒に革命俱楽部のセミナーに参加。合宿には鈴山麗央という人物がおり、知り合いに。
革命俱楽部はセミナー参加者に対して、「革命島(光島)での合宿」を提案された事から俊と川奈、鈴山麗央は合宿に参加します。
合宿を仕切っていたのは中村まさしという人間。そして、この合宿を仕切っていたのは安堂緑、側近には来栖という人物がいました。
俊は革命俱楽部が用意したカリキュラムの通りに動き、農作業や物資運搬などを行います。
ある日、参加者の内山が合宿から帰りたいと告げたものの、後日バラバラ死体として発見されることに。
この出来事によって空気は一変。必死で作業を行う合宿参加者たちですが、体力の限界を迎える参加者が増えていきます。
鈴山麗央は参加者を庇った為、その日の夜に行方不明に。
俊は心配しつつも作業を行っていると、来栖に呼び出されます。来栖は安堂の側近として異常な趣味を持つ男。
- 来栖の趣味
- 来栖は猟奇殺人鬼で逮捕歴はない。
はじめての殺人は20歳の頃、他の何にも代えがたい興奮を覚えた。
殺した人物の手は採取して飾ってあり、犠牲者は全て女性である。
採取した手(コレクション)に囲まれて過ごす時間が、唯一の幸せの時間。
俊は怪しまれますが、今回は解放されることに。
11巻のあらすじ

革命島での復讐劇
後日、安堂緑が俊の部屋を訪れます。
取り巻きによって拉致されそうになる俊。咄嗟に取り巻き2人を仕留めますが、安堂によって睡眠薬を注入され、拷問部屋に拉致されてしまいます。
その後、俊は安堂によって拷問を受けることに。
一方、参加者を指導している中村まさしは「俊が逃亡した為、3日後に処刑される」という事を伝えて、参加者に覚せい剤を飲ませます。
覚せい剤を飲まなかった川奈美々と花岡咲は、覚せい剤を摂取したことによって狂暴化した男たちに追われ始めます。
逃げ回る川奈と花岡は禁止区域へと入り込みます。この禁止区域では「覚せい剤」の元となる草を栽培していました。
川奈たちは禁止区域を守る革命俱楽部スタッフに見つかると、銃を突き付けられ殺害される寸前まで追い込まれます。
脱走してからずっと隠れていた鈴山麗央は、スタッフを銃殺し川奈たちを救い出します。(川奈たちの前には姿を現さず、誰に助けられたか分からない状態)
鈴山麗央は来栖に強い恨みを持っており、復讐を果たすため革命島に潜り込んでいました。
川奈たちは同じ班である松本、望月にも襲われ、ボロボロになりながら逃げ続けます。
そんな2人の前に、ボートで革命島に現われた北見高梧が現れます。
北見と合流した川奈たちは、俊が拉致されている場所に潜入し、救出することに成功。安堂から暴行を受けてボロボロになった俊ですが、安堂を殺害するため再び動き出そうとします。
悲壮なまでの覚悟を見せる俊に対して、川奈は祖父の形見のナイフを渡します。
12巻のあらすじ

革命島での復讐劇
安堂の部屋に向かった俊は、持っているナイフで安堂の右眼を貫き拘束。
時を同じくして鈴山麗央が来栖と揉みあいになり、安堂の部屋に乱入。安堂と来栖を拘束します。
2人は「コウノトリ(掃除屋の娘)」と呼ばれる”体を三つ折りにして固定される拷問器具”にセットし、拷問を始めます。
鈴山麗央は来栖との因縁を語り、コウノトリで来栖を痛めつけます。
- 鈴山麗央は来栖の因縁
- 鈴山麗央は施設で育っていた。
施設では莉央という同年代の女の子と出会い、兄弟のように育ってきました。
ある日、来栖(当時は能見斗真)が里親となり2人を引き取ります。
来栖に恋心を抱いた麗央。来栖との関係に否定的な莉央との関係がギクシャクする中、来栖は莉央を殺害する。
その現場を目撃した麗央は復讐を誓った。
ずっと謝らずに強情を張る来栖。最後は痛みに耐えられず謝罪し、許しを請いますが、偽りの謝罪だと見抜いた麗央は首の骨を折り殺害。
来栖よりも遅れて意識を戻した安堂。
安堂は「自分は傷付ける側の人間だ」という自負から、拷問を受けても泣き言を言わずに我慢を続けます。
しかし、拷問を続けられる中で、体が悲鳴を上げて苦悶の表情を見せる安堂。
俊が安堂にガソリンをかけて火をつけた時、安藤は「自分は傷付けられる側の人間でもある」と絶望しながら死亡するのでした。
火は島中に蔓延して大麻畑も燃えていきます。
俊は北見が乗ってきたボートに乗って本土へと戻るのでした。
13巻のあらすじ

白川純の逆襲
「ジュージカ」の本拠地である北見の診療所へ戻ってくる俊たちは、新たな依頼を受けます。
相談してきたのは立夏という女性。
- 立夏の依頼
- 立夏は、家出をしてモー下界隈(モーモーストリート)でふらついていたところ、キングという若い男性から声を掛けられた。
優しい男性だと思ってついていったら、複数の女性を監禁している部屋に放り込まれて奴隷となった。
立夏を庇い続けてくれたヒロコを救いたいと思い、依頼をした。
キングの家に侵入した俊たちは、帰宅したキングを拘束。
「芽殖孤虫」という寄生虫を体に埋め込み、寄生虫によって全身を侵食された事によって死亡します。
後日また新たな依頼人がジュージカに現われます。
やってきたのは松嶋佳奈目という女性。松島は、”円比呂によって殺害されてしまった白川要”と瓜二つの外見を持つ女性でした。
時を同じくして安堂から奪った携帯電話に電話が入ります。
電話をかけてきたのは白川要の双子の兄である白川純でした。
呼びだしに応じた俊は純と対面。純は「至極京に対して復讐をしたい。幹部の一人である百木早苗を狙おう」と呼びかけます。
14巻のあらすじ

白川純の逆襲
白川純の呼びかけが罠であると感じる俊ですが、至極京に近付くために敢えて話に乗ることに。純につけたGPSを辿っていった俊は、松嶋佳奈目の自宅に到着。
自宅を訪ね父親に事情を話した俊は、佳奈目を待つ事にします。
父親と子供の態度に違和感を感じた俊。異臭のする場所へと駆けつけると女性の遺体が横たわっていました。
父親を名乗る男は革命俱楽部へ入会した事と、白川純の指示である事を告白。放置遺体について警察に連絡した俊。後日純と会って話をします。
純は身の潔白を訴え「百木早苗を狙おう」と再度訴えます。
この訴えが本当なのか?ウソなのか?どのように行動した方が良いのか俊は迷います。
北見たちと打ち合わせをした結果「至極京に辿り着くためにはリスクを取ってでも行動した方が良い」という結論に達し、純が示す場所「破嚢市能戸見山」へと向かいます。
能戸見山に行くと純が待っていました。能戸見山の革命俱楽部施設へ向かう2人ですが、途中で純は俊に向かって発砲。
白川純には、漆間俊に対して憎しむべき過去がありました。
- 白川純の思い出となる過去
- 漆間俊は小さい頃、純の双子の妹である白川要をたぶらかした(実際は仲良くなった)
高校で再会した漆間は要をたぶらかした(実際は惹かれ合った)
要が傷ついた後、漆間は要を強姦し死亡させた(実際は要から俊に求めた)
要への歪んだ愛情によって狂った純は、翔と祖父が殺害された後、俊に対して狙撃していました。俊が記憶を失う直接のきっかけを作ったのは純でした。
狙撃された俊は革命俱楽部の施設内に拘束。隣には捜査に来た太田朝子、安西瑞紀も拘束されていました。
15巻のあらすじ

白川純の逆襲
俊に復讐をしたい純は、今まで俊が要をたぶらかしていた事を演劇として表現。
俊の気持ちがぐちゃぐちゃになった頃合いを見計らって、予め拉致しておいた東千鶴を呼び出した純。千鶴をレイプしたうえで首を切って殺害します。
この行動を見た俊はブチ切れ。
このタイミングで、北見が建物を爆破。停電となった隙に俊は拘束から脱出。純に復讐を行うべく、施設内にいる見張りたちを次々に倒していきます。
監視カメラで俊が苦しむ姿を見て喜ぶ純。
そして隣には東千鶴がいました。純は東千鶴の偽物を用意して「殺害した姿」を俊に見せていたのでした。
見張りを倒して純の部屋に到着する俊。俊は純を殺そうとしますが、千鶴が止めます。
千鶴は純が自分を殺害しなかった事から、まだ良心が残っていると訴えます。純はその指摘を否定し反論しますが、良心の呵責から拳銃で自殺することに。
俊は警察へ連れていかれ、純の死体は百木早苗が引き取ります。
白川純の事件を表に出そうと太田朝子と安西瑞紀は事件として取り扱いますが、至極京が会見を開くと癒着している警察上層部は事件をもみ消します。
至極は能戸見山の革命俱楽部施設も更地にして、これ以上の捜査が出来ない状態にしたのでした。
16巻のあらすじ

橋田小学校での戦い
ジュージカの元に再び松嶋佳奈目が来訪します。
松嶋佳奈目は全てを思い出したことを告白。
- 松嶋佳奈目の告白
- 松嶋佳奈目は過去に親に連れられて革命俱楽部に入った。
白川純に見初められた佳奈目は、白川要になるべく分厚いマニュアルを渡された。
白川要としての所作を身に着けた松嶋佳奈目は、整形手術を行われ人格を奪われた。
佳奈目の手術をしたのが百木早苗である事を聞いた俊たち。佳奈目の行動経路から至極京・百木早苗がいるのは翔や祖父を殺害した俊の母校「橋田小学校」であると判断します。
橋田小学校へと向かった俊たち。小学校がある市へ入り込みますが、人が誰もいません。
すると至極京から放送が流れます。
- 至極京の放送内容
- 町の人間は全て退避させるように仕向けた。
現在町の中には400世帯1200人の革命俱楽部会員がおり、全員が俊たちを殺害するために襲い掛かってくる。
この人間たちを掻い潜って自分の元へ来い。
至極京、百木早苗以外は殺害するつもりがない俊は、襲われても逃げ続けます。
なんとか逃げ続けるものの、非力な川奈は逃げ切れず襲われてしまうことに。川奈を庇った北見が背中を鎌で斬られて大怪我を負ってしまいます。
ケガを負った北見の治療を行うため、一行は病院へと入ります。
北見の治療薬を探す川奈ですが、以前右代の売春グループのメンバーだった雁野が現れます。
雁野は革命俱楽部に洗脳されていたものの、右代グループに居た時と同様に性的暴行を行う粗暴な性格は変わっていませんでした。
必死に逃げる川奈。雁野に追いつかれて襲われそうになりますが俊が助けにきます。
雁野と戦いになる俊。
戦いの中でヘルメットを被った俊を見て雁野は和解。俊の味方になって革命俱楽部と戦い始めます。
17巻のあらすじ

橋田小学校での戦い
革命俱楽部は木部十太郎という新たな刺客を放ちます。
- 木部十太郎とは
- 俊の祖父である漆間昇と同じ元北山部隊。
殺人を好み裏稼業で、ずっと人を殺めながら生きてきた暗殺者。
木部十太郎は暗殺技を教えて、手下と一緒に俊に襲いかかります。
雁野が抵抗しますが、木部によってあっという間に殺害されてしまいます。
なんとか逃げる俊たちは祖父である昇が残した武器庫に入りますが、木部は予め武器庫の武器を撤去しており武器庫を包囲。俊たちは逃げ場のない状態に追い詰められます。
ここで北見は体にたくさんの爆弾を装着して自爆。
俊と川奈を守るために死亡してしまいます。
18巻のあらすじ

橋田小学校での戦い
木部も致命傷を負いますが、祖父(漆間昇)への恨みを爆発させて復活。日本刀を振り回して俊を追いつめますが、俊は祖父の形見の猟銃で、木部を打ち抜き仕留めるのでした。
木部を倒した俊は、川奈と共に学校へと向かいます。
警察が町に入りますが、革命俱楽部の攻撃を受けて退散している隙に俊たちは橋田小学校に到着。
小学校の前には千光寺、右代、円、久我の両親が待ち受けており、罵声を浴びせられます。
俊は彼らの罵声を浴びながらも、強い信念と冷徹な心で学校へと入っていきます。
学校の中は「漆間俊記念館」という看板が掲げられて、今までのいじめや復讐に関わる品が飾られていました。
気分を乱されながらも、先へと進んでいくと至極京が待ち構えていました。
至極京が見せる過去編
至極京は俊に自分たちの過去を語りだします。
- 至極京が語った過去
- 至極京と漆間俊はかつては親友だった。
その記憶を消し去った俊は記憶を改ざんしながら生きている。
至極の言う事に疑いを持ちながらも、俊は至極が用意したVRゴーグルを装着して、自らの過去を辿りはじめます。
19巻のあらすじ

至極京が見せる過去編
小学校3年生だった俊の仮想世界に入り込んだ現在の俊。
小3の俊にコンタクトを取り、母親や弟の翔と対面。平和な家庭の姿を見て涙を流します。
外に出た俊は小3の千光寺、右代、円、久我と出会い、一緒にサッカーをして遊びます。
俊は至極京について4人に聞きますが、4人は至極京という人物は知らないと回答。
小3の俊は現在の俊に「会ってほしい人がいる」と伝え学校に連れられます。
そこにいたのは小3の至極京。
小3の俊は京の事を親友だと伝え、一緒にウサギの飼育小屋へと向かいます。
小屋に入った至極京は次々とウサギの首を絞め、殺害を始めます。
現在の俊が驚いていると小3の俊は「僕が失神ゲームを持ち掛けたことで、京がおかしくなってしまった」と話し、現在の俊に助けを求めます。
首を絞めて臨死体験をした事で、死に対する崇拝が深まり、数々の生物を殺害していった京。
そんな京の姿を見た俊は絶交を言い渡し、友人関係を断絶します。京との関係を忘れかけていた頃、京は千光寺、右代、円、久我を連れて戻ってきた。
VRゴーグルの映像から過去を思い出した俊。
そんな俊に感謝を伝える至極京は、俊は今の姿でこそ輝いているのだと告げます。
至極は、他のメンバーとの過去も語りだします。
- 千光寺克美
- 母の形見のネックレスが壊れた時、顔が笑っていることを至極に指摘され、目覚める。
- 右代悠牙
- 母のセックスをみて性に目覚めた右代。自分に告白した女の子をレイプしようとするが、寸前で留まる。現場に至極が現れ、女の子を殴り気絶させ、右代にレイプを助長させる。
- 円比呂
- 幼馴染のタカヒロは円にマウントを取っており、ずっと気になっていた。至極が、円のヘイトを広げると、円はタカヒロを橋から落とした。
- 久我大地
- 5歳上の兄に虐げられていた久我。兄のようになりたくないといじめられっ子を助けていたが、いじめられっ子に懐かれたことで孤立。至極の助言により、いじめられっ子を殴ると快感を覚えるようになる。
- 至極京
- 学校をさぼっていた至極は、仕事をさぼっているサラリーマンと話すように。サラリーマンは自殺することを決めていたが、至極はそれを知りながらも放置していた。
20巻のあらすじ

ドキドキマッチング
至極は、俊に対して決断を要求。
東千鶴・太田朝子・安西瑞紀・花岡咲を人質にとって、ゲームの開催を宣言。人質には、川奈美々も加わります。
至極は、「ドキドキマッチング」というイベントを開催。
ドキドキマッチングのルール
1.女性陣は1~5番のパネルの上にそれぞれ立つ。
2.漆間俊は死んだ方がいいと思う人を1人選ぶ。
3.選ばれた女性は死亡する。
女性陣はそれぞれ以下のパネルへ。
- 1番 東千鶴
- 2番 花岡咲
- 3番 安西瑞紀
- 4番 太田朝子
- 5番 川奈美々
俊はボタンを押せないまま躊躇しますが、至極の仕掛けによって3番の上に仕掛けられた鉄塊が落下。
安西瑞紀は死亡してしまいます。
絶望の中、10分の選択時間を与えられる俊。究極の選択を迫られ、至極に襲い掛かりますが、分厚いアクリル板に阻まれダメージを与えられず。
至極は4人を殺害するための拷問道具を用意。
21巻のあらすじ
ドキドキマッチング
残り時間が少なくなっていくなか、選択を迫られる俊。しかし、時間になっても俊は選択が出来ません。
至極は自動で相手を選ぶ装置を発動させると、デジタル表示が花岡咲の元へ。
死ぬことが決まった花岡は必死に抵抗しますが、暴力を振るわれたことで観念。全身採血する拷問道具を選び、血を抜かれて死亡してしまいます。
続いて、2人目の選択へ。
俊は自分の命と引き換えに3人を助けてほしいと懇願。至極は俊の申し出を拒否して、装置を発動させます。
すると、デジタル表示は東千鶴を指します。
覚悟を決めて壇上に上がる千鶴。百木早苗が作成した毒入り注射器で死ぬことを選びます。
早苗が作った毒は「孤毒」。体の感覚を1つずつ消していき、苦しめていく毒。視力を失い、体中の力が抜け、倒れる千鶴。俊は駆け付けますが、千鶴はそのまま息を引き取ります。
ゲームは続き、次のターゲットになったのは川奈。
ここで鈴山麗央がゲーム会場へ。百木の部屋で拾ってきた赤ちゃんのミイラを提示。百木が激しく動揺したことからミイラを放り投げて、俊たちは会場から逃げ出します。
第211話までのあらすじとなります。
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まとめ
ここまで、漫画『十字架のろくにん』の全巻あらすじを解説しました。
もともと数巻で終わらせる予定だった漫画。人気になったことで、延長となり最後の敵である至極京との戦いがめちゃくちゃ長くなっており、2部構成のようになっている漫画。
このキャラクターは生き延びてくれるかなと思ったキャラクターが、あっさりとやられてしまう。そんな無慈悲な展開が魅力なので、過激な作品が好きな人には是非読んでほしいですね。