「サイコの世界」打ち切りの噂を考察!エンディングの内容から深掘りしてみた

「サイコの世界」打ち切りの噂を考察!エンディングの内容から深掘りしてみた

「これ、打ち切りじゃないの?」
最終回を終了後直後には、そんな声がSNSにあふれた『サイコの世界』。

狂気と知能戦が絡み合うストーリー展開で話題を集めた話題作ですが、終盤から駆け足でストーリーが展開していったことで、SNSでも読者からの違和感が沸きあがりました。

この記事では、

  • 打ち切りの噂は本当なのか?
  • なぜあのようなエンディングになったのか?

といったポイントを中心に、『サイコの世界』の最終話を深掘りして考察していきます。

「サイコの世界」とは?

初版発行日2021年12月20日発売
連載媒体マガジンポケット
原作井龍一
作画大羽隆廣
巻数全4巻(コミックス)
ジャンルサスペンス
Wikipedia「サイコの世界」のWikipediaはなし

「サイコの世界」は能力者である災原リコと能力者への復讐を誓う犬棒守が、手を組んで巨大な組織と戦うSFサスペンスアクション漫画。

恋愛・アクション・サスペンス・ギャグなど、全てを盛り込んだ内容が話題となった人気作品です。

「サイコの世界」全体あらすじ

12年前。風川島で真っ二つになって殺害された少女「牧野由良」。

牧野由良の幼馴染である犬棒守は超能力者であるサイコの仕業だと判断して復讐を決意。

肉弾戦では敵わないため、警察署に拘留されている能力者災原リコを言いくるめて復讐をすることに。

「五大家」の中の1つである「龍利家」への潜入して、犯人を捜す犬棒たち。龍利家の当主である龍利露光と対話すると、龍利家と対立する五大家が犯人であることが判明。

五大家の当主である双寅家、有馬家、久卯家、未善家、龍利家(露光ではない一派)らとの対決をするリコと犬棒。

世界を巻き込んだ戦いに発展しそうになった時、由良の亡霊が犬棒を諫め、戦いは沈静化。

犬棒はリコは2人で仲良く過ごすことになるのでした。

「サイコの世界」は打ち切りだったのか?

「サイコの世界は打ち切りだったのか?」という噂が出ているので、最終回の内容を含めて私なりの考察をしていきたいと思います。

最初に結論から言います。

サイコの世界は打ち切りだと判断します

サイコの世界が打ち切りだと判断した理由は以下の通りです。

サイコの世界が打ち切りだと判断出来る理由
①最終回付近の展開が雑
②脚本の井龍一さんの他の作品のエンディングとは違う

理由1 最終回付近の展開が雑

サイコの世界が打ち切りだと判断する理由は、最終回付近の展開が急すぎて雑になっているという点にあります。

その1 五大家vs龍利家の対決が描かれていない

サイコの世界は、途中までリコを守りたい龍利家とリコを始末したい五大家(龍利家を除く)の大戦争で、これから盛り上がるぞと言うストーリーになっていました。

しかし、これらの頂上決戦は描かれる事無く、カオスな描写で両者が戦うページが見開きで描かれただけで終わってしまいました。

最も盛り上がる戦いが描かれないで、終わってしまったエンディングは当初のシナリオではない、と判断する事が妥当です。

その2 真犯人ハイネがほったらかし

第1話からずっと物語の核になっていた「由良を殺害した犯人」

この犯人が誰なのかがストーリーの中心となっており、最終回付近で犯人がハイネである事が判明しましたが、このハイネに対して、何も結末が用意されていない状態で物語が終了してしまいました。

犬棒・リコがハイネに何かしらの制裁を加えるのか、ハイネが改心を行うのか、ハイネの最後については何かしらのビジョンがあったと思いますが、五大家vs龍利家の戦争を見守っているところで終了しています。

核の部分が描かれていない点からも打ち切りでの終了だと判断する事が妥当です。

理由2 脚本の井龍一さんの他の作品のエンディングとは違う

サイコの世界で脚本を担当している井龍一さんは、過去作として「親愛なる僕へ殺意を込めて」という作品をリリースしていますが、この作品はとても素晴らしいシナリオでした。

このシナリオを書ける井龍一さんが、中途半端な終わり方をさせる可能性は極めて低いと言えるので、サイコの世界は打ち切りだったと判断する事が妥当です。

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まとめ

『サイコの世界』は、壮大なスケールでストーリー展開がなされましたが、唐突な結末や未回収の伏線から「打ち切り説」が囁かれていまる作品。

伏線回収などがなされておらず、終わり方は中途半端になってしまいましたが、楽しめる作品に仕上がっています。

是非、一度読んでみて下さい。

この記事の監修者

ギャンラブ管理人モト

蒼井ユウ|漫画考察ライター/元週刊誌編集者

週刊漫画誌の編集部にて10年勤務。構成・キャラ分析・伏線回収など「読者が見落としがちなポイント」を深掘りする記事を執筆中。

書籍『漫画から見る人物観察学』出版予定。

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