「十字架のろくにん」登場人物・死亡キャラ一覧｜何巻で死ぬ？全死亡シーン解説

漫画『十字架のろくにん』は、復讐をテーマにした衝撃的なストーリーで、多くのキャラが命を落とす展開も魅力の一つです。

この記事では、「誰が、どの巻で、どのようにして死亡したのか？」を時系列順にまとめました。※ネタバレを含みますので、ご注意ください。

「十字架のろくにん」登場人物一覧

漫画「十字架のろくにん」の登場人物を一覧形式でまとめてみました。

主人公の家族（登場人物）

漆間俊：主人公、いじめられっ子
漆間翔：俊の弟
漆間昇：俊の祖父。元北山部隊
父親
母親

いじめっ子（登場人物）

至極京：リーダー
久我大地
右代悠牙
円比呂
千光寺克美

明関高校（登場人物）

漆間俊：主人公
東千鶴：本作のヒロイン
佐山萌音：千鶴の親友
千光寺克美：おもちゃ担当。エアガンを愛用する
久我大地：暴力担当。全国中学校柔道大会、90kg超級優勝
白川要：俊に想いを寄せる女性
黒澤：柔道部
杉崎杏奈：黒澤の幼馴染

帝星高校（登場人物）

至極京：悪意担当。県下一の進学校に満点合格し、医学部を志望
右代悠牙：イケメン担当。眉目秀麗のプレイボーイ
円比呂：パシリ担当。至極京を崇拝している

警察（登場人物）

安西全一：橋田警察署。刑事課巡査部長
太田朝子：橋田警察署。刑事課巡査長
安西瑞紀：警視庁 捜査一課 警部

革命倶楽部（登場人物）

安堂緑
百木早苗
能義隆
美外留
白川純：要の双子の兄
木部十太郎：元北山部隊。通称「ギロチン」
高林
中村まさし：俱楽部の資金を横領する
来栖斗真：安堂の側近
権田浩次：暴行による逮捕歴あり
鈴山麗央：合宿参加者
松本智紀：合宿参加者
望月将吾：合宿参加者
田宮直樹：合宿参加者
花岡咲：合宿参加者
内山：合宿参加者

右代売春グループの関係者（登場人物）

雁野：右代の売春グループのメンバー。爆弾の異名を持つ
壬生兄弟：右代の売春グループのメンバー
佐久間：右代の売春グループのメンバー
信世：右代の売春グループのメンバー
川島大輝：右代の売春グループのメンバー
世良：右代の売春グループのメンバー
大道：右代の売春グループのメンバー
桜葉花蓮：中学校3年生から付き合っていた右代の彼女。
ハナ：右代について売春を行っている女性
ミキ：右代について売春を行っている女性

モー下界隈の関係者（登場人物）

キング：学生
立夏：家出人
ヒロコ：家出人

その他の登場人物

愛美：東千鶴のバイト先の友人
永井飛鳥：東千鶴のバイト先の店長
北見高梧：北見医院の医師
川奈美々：北見医院の職員
川奈大成：美々の兄
赤松哲太：北見医院に訪れた客
能見斗真：鈴山麗央の里親（後の来栖）
莉央：鈴山麗央の兄妹
新野直樹：ジュージカの依頼人、小学6年生
南雲：直樹の友人

『十字架のろくにん』死亡キャラ一覧【簡易まとめ表】

人物	死亡理由	巻数
俊の父親	至極京によって事故を誘発され 火をつけられ焼死	1巻
俊の母親	至極京によって事故を誘発され 火をつけられ焼死	1巻
千光寺克美	俊に体中の皮膚をピーラーで削られ 神経がむき出しになったところを エアガンで撃たれ死亡	2巻
桜葉花蓮	苦悩の梨によって右代への復讐を行った後 自らの首にあてて自殺	3巻
右代悠牙	俊によって首の骨を折られて死亡	3巻
円比呂	引き伸ばし台によって全身の骨を破壊され 手足が千切れた結果、失血死	4巻
杉崎杏奈	久我によって暴行を加えられて死亡	5巻
久我大地	俊にレンガで殴られ続けて死亡	6巻
安西全一	俊の殺害現場を目撃した事で首を絞められ死亡	6巻
白川要	白川純がじゃんけん勝負で負けた為 ノコギリで体を切断され死亡	7巻
美外留	俊の祖父によって脈とり（貫手）を喰らい死亡	7巻
漆間昇	翔を庇い、安堂にチェーンソーで斬られ殺害	8巻
漆間翔	至極京に後ろから刺されて死亡	8巻
能義隆	俊によって顔面の皮を剥がされ その後殴り続けられて死亡	8巻
永井飛鳥	俊によって拘束され、性器を破壊されて死亡	9巻
権田浩次	俊によって拘束され、拷問されて死亡	9巻
内山	合宿を脱出しようとした事で 中村まさしによって殺害されバラバラに	10巻
来栖斗真	俊たちによって拷問を受けた後 鈴山麗央によって首を折られて死亡	12巻
安堂緑	俊たちによって拷問を受けた後 俊によって火をつけられ死亡	12巻
中村まさし	革命島での責任を取らされ 至極京によって拷問を受け死亡	12巻
キング	北見によって寄生虫を体に埋め込まれ 全身を感染させられ死亡	13巻
白川純	能戸見山の研究施設で俊を追いつめるも 罪の意識に駆られて拳銃自殺	15巻
雁野	元北山部隊の木部十太郎によって殺害	16巻
北見高梧	木部十太郎隊の包囲網を突破するため自爆	16巻
木部十太郎	俊と揉み合いになり 祖父の猟銃で撃たれて死亡	18巻
安西瑞紀	至極の仕掛けで鉄塊を頭に落とされ死亡	20巻
花岡咲	ドキドキマッチングにより 全身の血を抜かれて死亡	20巻
東千鶴	ドキドキマッチングにより 毒を注入され死亡	21巻

主要キャラの死亡シーン解説

俊の父親・母親

【死亡巻数】

第1巻

死亡シーンの流れ

俊を残して旅行に行く、両親と弟の翔。その姿を見ていた至極京たち5人。

京は円比呂を崖から突き落として、車の真ん前に落とすと両親が運転する車は急ハンドルをきって、崖から転落。

京は車に近付き、翔をボコボコに殴ると車に火をつけて逃走。翔は植物状態となり、両親は死亡するのでした。

読者の反応

漫画でここまで胸糞悪くなったのは初めてだわ…。クソ共によっぽどの制裁がないとみるの無理だ。

この手の作品は賛否両論あるけど、少なくともきっちりカタにハメて復讐を成就させてほしい。

愛とか思いやりで復讐を諦めさせるような結末や、ターゲットの家族に免じて「許したわけじゃない、生き続けて償いしろ」的なお茶を濁すラストだけは勘弁な。

千光寺克美

【死亡巻数】

第2巻

死亡シーンの流れ

漆間俊に近付き、警戒心を解くことに成功した千光寺克美。東千鶴を使って、俊を監禁することに成功。

愛する者を傷付けたいという欲求を持つ千光寺は、俊に激しい拷問を加えることに。大ダメージを与えた事で、安心した千光寺が俊に近付くと俊は関節を外して形勢逆転。

体中の皮膚をピーラーで削れ、神経を剥き出しの状態にされた千光寺。そんな千光寺に対して俊はエアガンで発砲。極限の痛みを超えた千光寺はそのまま死亡するのでした。

読者の反応

ヨシッ！その調子で2人目も●してしまえ！私は、主人公のこと応援しているからね～！頑張れ！！

ピーラー出てきた辺りで察して途中からメガネ外して読んだわｗ

いじめっ子どもには酷い目にあって欲しいけど、グロいのはつらい（読者が）

右代悠牙

【死亡巻数】

第3巻

死亡シーンの流れ

一大売春グループを作った右代。俊は事務所に火を放ち、右代の事務所・手下をかく乱させると、1人ずつ手下を倒していき右代を捕獲。

「苦悩の梨」という拷問道具を使って、右代の肛門を破壊。右代によって監禁され、体がボロボロになった桜葉花蓮を呼び寄せると、花蓮は苦悩の梨を使って男性器を破壊。そして、花蓮はそのまま自殺することに…。

俊は非道の限りを尽くした右代にトドメをさして、殺害するのでした。

読者の反応

この先、どんな復讐の形があれども、今回ほど後味悪い物はないと確信したわ…。悲しすぎるやろ…。

素直になっとけば、はあ花蓮さんが不憫すぎるわ。

復讐に燃えているはずやのに、涙が出てしまっているのが辛いな。

円比呂

【死亡巻数】

第4巻

死亡シーンの流れ

自らに思いを寄せる白川要をレイプされたことで激昂した俊。

円比呂に対して果たし状を突きつけ対決することに。円は闇討ちで俊を倒そうとしますが、返り討ちに遭い拉致されます。

爪を剥がしとる拷問器具で痛めつけるも、至極京への忠誠心で何とか耐えきる円。すると、関節を破壊する拷問器具を持ち出す俊。全身を破壊され死ぬ寸前まで追い込まれると、背後から至極が現れ俊は襲われます。

安堵した円。しかし、至極京によって拷問を継続され、絶望したまま死亡。至極は、俊の祖父が変装していたのでした。

読者の反応

やっと長い戦いが終わった。

円、お前は死んでも一生許さないからな。

スゴイ、グロいい殺し方やけど、犯した罪を考えたら全然足りんなぁ。

久我大地

【死亡巻数】

第6巻

死亡シーンの流れ

久我大地との柔道対決に勝利した俊。久我を拘束して拷問を加えますが、杉崎杏奈によって久我は逃がされてしまいます。

久我は俊を闇討ちして、ボコボコに殴ると俊は死ぬ寸前に。意識がもうろうとする俊だが、久我や至極京への怒りを爆発させて覚醒。

レンガを持って久我を殴り倒すと、そのまま久我は意識を失い、死亡してしまうのでした。

読者の反応

漆間くん、復讐の鬼になって最高。

今までやってきたやつが泣きながら「やめてくれぇぇ」と言っている姿を見ると、めちゃくちゃスカッとするわ。

安西全一

【死亡巻数】

第6巻

死亡シーンの流れ

久我と激しい争いをする俊。安西はこれまでの事件の最有力容疑者として俊をマークして、拉致をしていた山小屋を訪問。

俊が久我を殺害する瞬間に立ち会ってしまうことに。興奮が収まらない俊によって、そのまま殺害されてしまうのでした。

読者の反応

あれだけ無能と言われていた安西が、いざこうなるとなんか悲しくなる。

安西全一さん、別に好きじゃなかったけど、殺してほしくはなかった。

安西さんが可哀想だとかじゃなく、漆間くん完全な悪人になっちゃったのがキツイ。

白川要

【死亡巻数】

第7巻

死亡シーンの流れ

拘束された漆間俊と白川純は、至極によって強制的にゲームをさせられることに。

ゲームの代償は人質の命。第1回戦で翔の足を切断されたことで、ゲームに参戦する意欲を失った純はその後2回の勝負を放棄することに。

すると、裏で拘束されていた白川要は腕と足を切断されて、死亡することになるのでした。

読者の反応

おい至極。貴様は死んでも許さない。

もうこのウジ虫（至極）が、どんな凄惨な最期を迎えてもスッキリしない。

漆間昇

【死亡巻数】

第8巻

死亡シーンの流れ

至極京によって捕らえられてしまった漆間。至極は白川純も拘束して、お互いの人質を殺害し合うというゲームを提案。

ゲームによって白川要が殺害され、激昂する俊。その俊を助けるために自らの足を切断して登場した祖父の昇。

美外留を殺害して、暴れ回るものの人質の翔にチェーンソーを向けられたとき、翔を庇ってチェーンソーで体を切断されてしまうのでした。

読者の反応

これもう救いなくないか？ここで漆間覚醒とかで今さら京ちゃんたち56しても、何も納得いかないんだが…

最終話で生き残ってくれて嬉しいと思える人物が、この時点でいなくなった。

漆間翔

【死亡巻数】

第8巻

死亡シーンの流れ

漆間昇によって庇われた翔。なんとか助かる道を探るものの、至極によって殺害されてしまうのでした。

読者の反応

今さらどんな復讐をしようが、読者の気分晴れなくて草

これから先に何があっても「でも、じいちゃんと翔は死んだんだよね」って感想しか

安堂緑

【死亡巻数】

第12巻

死亡シーンの流れ

革命島で大麻を育てながら、宗教に入ってきた人間たちに対して過酷な労働を課していた安堂。

復讐のために島入りした漆間俊に対して、正体を見抜いて拘束することに成功。拷問を与えたのちに、公開処刑をすることを宣言。

しかし、北見の助けもあり俊に脱走された安堂は、逆に俊に拘束されることに。ナイフによって右眼を貫かれてしまった安堂は、”体を折りたたむコウノトリ”という器具で拷問されます。

「自分は選ばれし人間、他人を傷つけていい人間」という思想を持っていた安堂ですが、自らが傷付けられる側にもなったことに絶望して絶命するのでした。

読者の反応

いや、じいちゃんと弟の分は、こんなのでは到底すまされないな。

あんなに強がって、イキリ散らしていたのに、ハサミ見た途端にビビり散らかすの脆くて草

北見高梧

【死亡巻数】

第17巻

死亡シーンの流れ

至極京と決着をつけるため、川奈と共に橋田小学校に向かう漆間俊。

至極は元北山部隊の傭兵である木部十太郎を派遣。圧倒的な戦闘力によって、窮地に追い込まれる俊たち。

このままでは全滅してしまうと危機感を抱いた北見は、全身に爆弾を装着して自爆。体を張って、俊と川奈を救出するのでした。

読者の反応

じいちゃん以来だよ。死んじゃって悲しいと思ったのは。

北見先生好きすぎる。良いキャラしているし、十字架のろくにんの二部は北見先生で成り立っていたと言っても過言ではないよね。

北見先生が主役で外伝書いてくれないかな。

東千鶴

【死亡巻数】

第21巻

死亡シーンの流れ

至極京によって仕掛けられたドキドキマッチング。

安西瑞紀、花岡咲と犠牲者が出るなかで、次のターゲットになったのは東千鶴。ずっと戦い続けてきた俊のため、千鶴は自らが犠牲になることを覚悟して、毒を注入することを決めます。

百木の毒によって、五感が失われていき意識が朦朧とする東。駆け付けた俊に対して「好き」と言いかけ、そのまま絶命するのでした。

読者の反応

東さん、本当にお疲れ様。

この漫画で第2話から登場して、本当によくここまで頑張ったよ。

あまりにも漆間が無能すぎて、最後のやりとりに1mmも感動しなかったわ

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まとめ

ここまで、漫画『十字架のろくにん』の登場人物・死亡キャラクターをまとめてみました。

主要キャラクターだと思われていた人物がどんどんいなくなっていく。この無慈悲で大胆な展開が、十字架のろくにんの魅力。

エグい作品が大好きな人は絶対にハマる作品。是非、作品本編もご覧ください。