漫画「黄泉のツガイ」のあらすじ解説(ネタバレ注意)!登場人物も一覧でまとめてみました。

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漫画「黄泉のツガイ」は2022年から「月刊少年ガンガン」にて連載されている大人気漫画です。

ここでは「黄泉のツガイ」全般のあらすじ解説を行っていきます。
(本記事はネタバレを含む場合がありますので漫画を読んでからご覧になる事を推奨します)

初版発行日‎‎‎‎2022年6月10日発売
作者作者:荒川弘
巻数7巻(コミックス) ※2024年6月17日現在
ジャンルアクション
Wikipedia「黄泉のツガイ」のWikipediaはなし

「黄泉のツガイ」冒頭のあらすじ

ブロローグ

ある村に双子が生まれた。
その双子はユルとアサと名付けられましたが「夜と昼を別つ子」と言われ歓迎されていませんでした。

時は経ち、成人となるユルとアサ

アサは村の大事な務めがあると言われ牢獄で過ごしている一方で、ユルは日々狩りに勤しみ平和な日々を過ごしていました。

そんな平和な村にヘリコプターがやってくるとヘリから降りてきた兵隊が村人の斬殺を始めます。

降りてきたものの中には不思議な力を使うガブちゃんという人物がおり大虐殺を始めるともう一人の能力者がアサがいる牢獄へと侵入し、能力を使用してアサを殺害します。

ユルが遅れて助けにやってきますが、能力者はユルに対して「アサだよ兄様、むかえに来た」と挨拶をするのでした。

圧倒的な戦力の前になす術のないユルは村の住人であるデラに連れられて逃げ回りますが、侵略者に追い詰められた事で「左右様」という兵器を起動します。

すると2人の異形の戦士が現われ、デラはユルに対して「こいつらがおまえのツガイだ」と語ります。

2人の戦士はユルと協力して、ガブちゃんと侵略してきたもう一人のアサを撃退するとおとなしく帰るように伝えます。

村にいたアサはユルを村に繋ぎとめる為に用意した偽物である事が明かされます。

村には結界が張られていましたが、その結界を破られてしまった事からデラとユルは、ハナという人物と一緒に村を脱出して外界へ出る事を決めます。

アサは何者なのか?
ツガイとは何なのか?

ユルたちの冒険が始まる

「黄泉のツガイ」登場人物一覧

漫画「黄泉のツガイ」の登場人物を一覧形式でまとめてみました。

終盤から登場する人物もいますので、「黄泉のツガイ」を読んでいない方は先に漫画を読んで頂くことを推奨します。

「黄泉のツガイ」を格安で読める方法については以下で解説しています。

「黄泉のツガイ」に出てくる登場人物は以下の通りです。

東村の住人
ユル:主人公
アサ:ユルの妹(偽物)
田寺リュウ(通称:デラ):田寺家の番小者
ミネ:ユルの父親
ナギサ:ユルの母親(旧姓金城)
ダンジ:ユルの友人
ヤマハ:村の長、婆さん
アザミ
ハル
キョウカ
東村の関係者
段野ハナ:田寺家の番小者
田寺ケン:リュウの先代(父親)である田寺の息子
田寺ロウエイ:田寺ケンの父親
アベバ・タスファイ:田寺ケンの母親
ヤマ:祈祷師
影森家
アサ
ガブちゃん
影森ゴンゾウ:影森家当主
影森ジン(影森家の三男)
影森アスマ(影森家の次男)
波久礼ヒカル(本名:影森ヒカル、影森家の長男)
黒谷フユキ:黒谷家の長男
黒谷ナツキ:黒谷家の長女
黒谷ハルオ:黒谷家の次男
黒谷アキオ:黒谷家の三男
アオイ
新郷家の勢力
新郷ハヤト:影森アスマの叔父
与謝野イワン
辺墓田(へぼた)
影森家襲撃者
昭島
中神
羽村ケンイチ
立川マコト
謎の勢力
峰山

「黄泉のツガイ」登場ツガイ一覧

漫画「黄泉のツガイ」の登場人物を一覧形式でまとめてみました。

終盤から登場するキャラクター(ツガイ)もいますので、「黄泉のツガイ」を読んでいない方は先に漫画を読んで頂くことを推奨します。

「黄泉のツガイ」を格安で読める方法については以下で解説しています。

東村関係者のツガイ
左右様(ユルのツガイ:右さん・左さん)
前虎後狼(ハナのツガイ:虎鉄・二狼)
ザシキワラシ(キョウカのツガイ:ダンジ・キリ:偽のアサ)
マヨイガ(田寺リュウのツガイ:引き継ぎ中?)
影森家関係者のツガイ
百鬼夜行(影森ゴンゾウのツガイ:名称不明)
掃除屋(影森ジンのツガイ:愛・誠)
金烏玉兎(影森アスマのツガイ:朝霧・夜桜)
黒白(波久礼ヒカルのツガイ:ベタ・ホワイト)
ガブリエル(ガブちゃんのツガイ:ジョー・ウィリアム・フレデリック・ガブリエルI世とカーク・ダグラス・ウオルドグレイヴ・ガブリエルⅡ世)
名称不明(黒谷ハルオのツガイ:兎と亀)
ヤマノカミ(黒谷アキオのツガイ:山風と谷風)
なもみはぎ(黒谷ナツキのツガイ:名称不明)
閻魔帳(黒谷フユキのツガイ:名称不明)
新城家勢力のツガイ
風神雷神(新郷ハヤトのツガイ:風神と雷神)
マガツヒ(与謝野イワンのツガイ:小凶・大凶)
影森家襲撃者のツガイ
狐狸変化(立川マコトのツガイ:赤井さん・みどりさん)
陰陽(羽村ケンイチのツガイ:おはぎ・だいぶく⇒現在はアサのツガイ)
その他、登場人物のツガイ
手長足長(田寺ケンのツガイ:手長・足長)
レディース&ジェントルマン(祈禱師ヤマのツガイ:レディース・ジェントルマン)
マメガラス(山賊のツガイ:ガニマタ・ウチマタ)

「黄泉のツガイ」本編のあらすじ

「黄泉のツガイ」本編のあらすじを紹介します。

まだ「黄泉のツガイ」を読んでいない方は最初に漫画を読んで頂くことをオススメします。

「黄泉のツガイ」を格安で読める方法については以下で解説しています。

影森家との接触

今までずっと村に住んでいたユルは自動車やおにぎりなどを始めて目にする中で下界へと降りていきます。

デラとハルは今回の襲撃は影森家の仕業だと断定し、対策を練っていく一方で、ユルは兄弟の関係性と狙われる理由を左右様に確認します。

ユルとアサ
『東の村で夜と昼が等しい日に日の出を境に産まれた男女の双子』

それが産まれた時代は世が割れる。
直近では400年前に誕生したが、その時代には国が東西に分かれて大戦があった。
双子の力を利用したい人間たちで争いが始まると言われている。

双子はそれぞれ力を秘めている
解:世のあらゆるものを強制的に「解く」事ができる。強力な結界でも簡単にこじ開ける
封:世のあらゆるものを強制的に「閉じる」事ができる。


過去に双方の力を手にした者はいないと言われている。

ユルは姿を消した両親に村を出た理由を聞きたいと考え、そのためにアサを探しだし対話(両親の行方の確認)を行たいと考えます。

左右様が持っている「ツガイがいる場所を探知できる能力」を利用してアサがいる場所へ向かいますが、そこは影森ジンがユルを招き入れるための罠でした。

ユルを捕らえようとするジン一派(影森ジン・アキオ・ハルオ)との戦いに突入

激戦の末に影森ジンを捕らえたユルはアサを呼び出すよう要求をしますが、ジンは影森邸に来れば会わせると応戦

アキオ・ハルオのツガイが強敵であると判断したユルは影森邸に行く事を了承します。

影森家に連れていかれたユルと左右様

アサと対面したユルは両親の行方について聞きます。

するとアサは「両親は自分を影森家に預けた後、沖縄に向かった飛行機の中で護衛と共に消えた」と答えます。

今後の身の振り方について話していると敵襲を受けます。

敵のツガイによって異空間に閉じ込められてしまうアサ、ユル、左右様ですが、アサが右様と一緒に異空間から脱出するとアサの「解」の能力によってツガイの能力を解くと「主替え」を使ってツガイを従えます。

主がある場所を聞いたアサたちは反撃を開始

ジンやガブちゃんの活躍もあり、刺客たちを撃退して、何人かを捕虜として捕えますが、両親への情報を得る事は出来ませんでした。

ユルはアサの生い立ちについて尋ねるとアサは「私は、一度死んでいるの」と過去について語りだします。

アサが語った過去
ユルは過去に山賊に襲われた事があり、殺害されそうになったが父親のミネに救われた。
山賊に襲われた事を隠すよう指示したミネはその日母親であるナギサに何かを話した後、ミネ、ナギサ、アサはユルの前から姿を消してしまった。

その後、影森家に匿われたアサだったが、15歳の時に刺客に捕まり殺されてしまった。

殺害されたアサは死者の国と現世の境目にある「黄泉比良坂」にいた。
黄泉比良坂には謎のツガイがいて「このまま死ぬか?解の力を得て生き返るか?」を迫られたアサは兄であるユルを助ける為に力を得て生きる事を選択し、現世に戻ってくる。

アサの話を聞いた後、デラ(田寺リュウ)が影森家に訪問し、全員で話し合いを行います。

話し合った内容
昨日襲撃した刺客たちは東村の過激派ではないが、過去東村の過激派によってアサ(影森家)は何度も襲われてきた…
ただ東村の連中はユルとアサの両親が行方不明になったことは知らない。

お館様は世の中を混乱させる「解」と「封」を生む東村は潰した方が良い
アスマは「解」と「封」の力をしかるべき組織で世の中を統治させるために使った方が良い
ユルは自分たちはただ生きているだけなのだから敵はかかってこい

というスタンスを確認します。

ユルは田寺家、左右様と組んで両親探しを行い、アサは影森家と組んで両親探しを行う事を確認し、話し合いは終了します。

影森家と新城家

影森家は捕獲した刺客たちを使って陣営を強化させる一方で、ユルはデラらと一緒に軍備を整えていきます。

軍備を整えていく中でユルたちは何者かの尾行を受けます。

デラが持っているツガイで彼らを捕縛しますが、戦闘力の高いツガイ手長足長が襲い掛かってきます。

尾行した者が殺害されていく中で、ユルは左右様、デラとの連携を取りつつなんとか手長足長を倒すとツガイの主である田寺ケンを発見し、ケンから手長足長をツガイにした事情を聞きます。

田寺ケンの事情
田寺ケンはデラの父親である田寺ロウエイの腹違いの息子

ロウエイはユルの母親であるナギサに対して東村の結界を解く方法を教えた。
ミネ、ナギサ、アサが東村から脱出した後に失踪し、田寺家の役割をリュウに託した。

ケンはミネ、ナギサの行方は分からず、強く生きていくために手長足長の封印を解いたが、制御できずに困っていた。

デラとハナは田寺ケンを匿いつつ一緒にユルの両親探しに付き合う事になる一方で、影森家は刺客たちの身元を探っていきます。

影森アスマはユルたちに尾行を付けていた真犯人で、叔父である新城ハヤトと協力してある計画を企てていました。

新城の懐刀である与謝野イワンはデラの仲間である祈禱師ヤマを襲い、能力で祈禱師の体の中に身を隠すと、東村に潜入する事に成功。
東村にヤマが入ったところで体から脱出し、村の中で殺戮を始めます。

村人のほとんどが殺害されてしまう中、ダンジは伝説のツガイであるオシラサマと出会いに逃げる事に成功しますが、偽物のアサ(正体はツガイ)と村の子供が人質としてイワンによって捕らえられてしまいます。

イワンは祈禱師ヤマを殺害するとヤマの遺体にメモを残して、人質をネタにユルを呼び出そうとします。

オシラサマと共にダンジがユルの元に到着した事でユルは事態を把握すると、左右様・デラと一緒にイワンの残した伝言の場所へ向かいます。

場面はイワンが呼び出しを新城所有の倉庫へ

ユル・左右様・デラは持ち場を決めて倉庫の様子を伺いますが、ユルは髑髏マークのツガイによって捕らえられてしまいます。

デラと左右様はユルと髑髏のツガイを追いますが、瞬間移動によってユルと髑髏のツガイは消失

影森アスマと新城がいるビルへと移動されてしまい、アスマと新城と一緒にいるよう説得を受けます。

新城・アスマの説得
ユルが持っている能力「封」を獲得するためには一度死ぬ事が必要となる。
新城はユルに「封」を獲得させるため一度死ぬ事を勧める

アスマは世の中を統治する為に「封」の力は必要だと考えており、ユル・アサと一緒に影森家による統治をしたいと申し出る

ユルが消えた倉庫には与謝野イワンがいました。

左右様はワインのツガイである剣からミネ・ナギサの血の匂いがする事から両親失踪の何かを知っていると判断し、戦闘が始まります。

デラはユルの行方を捜すために倉庫の持ち主である新城の元へと向かおうとしますが、別路線から影森家のお館様である影森ゴンゾウとフユキ、アサがやってきます。

一方、裏で影森家にも事件が起こります。

裏で起こった影森邸での出来事

影森家に仕えている黒谷アキオが裏切り、影森家に残ったアサを殺害しようと動きます。
(アサはジンが作った偽物で、本物は新城の倉庫へいる)

この動きを察知したジン、黒谷ハルオと戦闘になります。

アキオの黒幕が誰か、生け捕りして情報を聞き出すためにガブちゃん、黒谷ナツキも加わり、ハルオを攻め立てるとアキオは降伏し、ツガイと共に捕縛されます。

デラとヤマの仲間だった山賊は、ユルを拉致しているアスマ、新城ハヤトの元へと辿り着きます。

戦闘になる両陣営ですが、アスマのツガイである夜桜によってユルの身柄を移動した事から戦闘状態は収まります。

ユルを追うデラと山賊。
夜桜はデラたちを招き入れてある事を語ります。

夜桜が告げた内容
影森アスマは新城ハヤトと共に行動をしているが、新城の事を憎んでおり、決して仲間ではない。
アスマのツガイは新城のツガイとは相性が悪く勝てない為、仲間のフリをして一緒にいるだけ

影森ゴンゾウをはじめとした影森家は今回の件を機に裏切り者をあぶり出し一掃する予定で、アスマはその計画に乗っかっている。

新城の元から離れたユルたちは、偽のアサ(キョウカのツガイ)とアザミを助けに行きますが、アサらが先に到着し、偽アサを確保。

人質が解放された事を知ったユルはイワンと戦う左右様の元へと助太刀に行きます。

左右様と互角以上の戦いを見せるイワンは負傷しながらもユル・デラの攻撃も凌ぎ、能力で姿を消します。

場面はアスマ・新城のアジトへ

山賊を捕らえた新城たち。

新城は山賊を殺害しようとしますが、アスマは新城のツガイが離れたところで夜桜を使って新城を襲います。

アスマは新城に対して「今回の事件を計画した黒幕が誰か?」を問い詰めますが、姿を消したイワンがアジトに現われると新城を一刀両断し殺害。

アスマにも襲い掛かりますが、ゴンゾウやアサが近づいてきた事もあり、退却していくのでした。

西ノ村との争い

イワンは峰山という人物に倉庫内にばら撒かれた死体を処理させると姿を消します。

事件が終わり合流したユル、アサ、影森家の面々

ダンジ・偽のアサとして東村に入り込んだザシキワラシに事情を聞きます。

ザシキワラシから聞いた事情
約400年前の昔の話、東村を本城として周りに枝城がある小さな集落が存在した。
小さな集落の一つで生きてきたのがザシキワラシ

ザシキワラシの主は大きい戦があると聞いて戦争に参加する事になった。
自分の身がどうなるか分からない為、主は契約を解除し、ザシキワラシは本尊の格納された。

戦争は東が勝ったが主は戻ってこず、約400年が経過
本尊にザシキワラシがいるという噂を聞きつけた田寺ロウエイがザシキワラシを探し出し、東村に住むキョウカを主として生きる事になった。

その後、ミネとナギサの間にユルとアサが生まれた。
ミネ・ナギサ・アサがいなくなってからはヤマハおばぁのの命令でキリはアサを演じるようになった。

ザシキワラシの話を聞いたユルは、デラと一緒にロウエイを探す事を決め、アサ(影森家)は両親殺害の疑惑があるイワンを探す事を決めます。

第28話(7巻)までのあらすじです。

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